バイデンが与えてくれるのは、さらなる戦争と緊縮政策と白人優越主義、ただトランプ抜き

Black Agenda Report編集長 グレン・フォード
2020年8月27日

 バイデンは緊縮政策の最前線にいる古い考えのままの人種差別主義戦争屋で、ハリスは政治屋と警察組合の推薦を得て検察官になった黒人大量投獄者だ。

 「バイデンは指名受諾演説で人種問題に関する本格的変化をほのめかす一言も言わなかった。

 大企業支配下の民主党は、一人の実に惨めな男の大統領在職以外、あらゆる問題を封じ込めるのに成功し、二度目の選挙で、またしても非トランプ党として選挙運動をしている。巨大な政治力を持ったひと握りの集団に完全支配された党が、終わらない戦争の中、有権者を底辺への競争に無理やり引きずり込んだ自身の罪から注意をそらすことができる唯一の方法は、人種差別資本主義機構と重武装帝国主義を無傷のままにしておいて、打ち倒すべき架空の敵を用意することだ。それが2016年のヒラリー・クリントンの策略だった。

 彼女は負けたが、株と利益が急上昇したので、トランプの脅威の下、巨大な政治力を持ったひと握りの連中にとって、結構なことだった。だが、その間、緊縮政策と戦争という二党独占の超党派政権からの解放に対する大衆の要求が急増し、黒人が率いる運動が未曾有の数で街頭に繰り出した。購買力平価で、既にアメリカをかげらせている中国経済は、北京がアメリカによる包囲に、世界史上最も野心的な多国籍インフラ計画、一帯一路構想、かつての新シルクロードで対抗して、驀進し続けている。

 「緊縮政策と戦争という二党独占の超党派政権からの解放に対する大衆の要求が急増し、黒人が率いる未曾有の数の運動が街頭に繰り出した。

 今やアメリカ支配階級と国家安全保障機構内部の使用人の大半が、民主党と提携し、トランプは、制度的な人種抑圧に対する黒人の怒りと、帝国の凋落に対する、いけにえにされている。黒人民主党議員は、先住民大量虐殺と黒人奴隷化によって生まれた国で、トランプだけが人種「和解」の進路を阻んでいるふりをし、アメリカ国旗を振って、割り当てられた役割を果たした。最近の歴史では、トランプ登場を、黒人をあざけり、二世代にわたり休眠中だったもの、彼の前任者、初の黒人大統領下での超党派的黒人監禁政権を破壊するためにおきた草の根の運動Black Lives Matter現象を復活させた悪魔として書き直された。

 反緊縮派(だが忠実な帝国主義者の)バーニー・サンダースによる内部からの異議申し立てを押さえつけて、巨大な政治力を持ったひと握りの支配者と連携した民主党と、連中のマスコミは、ジョー・バイデンを表看板に選んだ。大企業の完ぺきな信任状の資格を持ったお雇い政治家で「新たな黒人差別」と、黒人の都市侵入に対する、北の大規模な白人による抵抗の設計者だ。彼の黒人女性副大統領候補は、警察組合の支持で政治家人生を始めた、純粋な大企業民主党機構の産物だ。

 だが彼らのいずれもトランプではなく、それだけが重要なのだ。

 「トランプは、制度的な人種抑圧に対する黒人の怒りと、帝国の凋落に対する、いけにえにされている。

 大企業の松明を掲げた「白人労働者階級」の擁護者バイデンは「みじめな」連中の話はするまい。彼自身、お墨つきの連中なので。むしろバイデンは彼の指名受諾演説で「異なる道を選び、この機会を捕らえて、共に癒やし、再生し、団結すると約束した。希望と光の道を。」

 トランプは暗闇だ、民主党は光だ。3,000語以上のいやになるほど無意味な言葉。

 バイデンは、アメリカがCovid-19流行に「世界のどの国より最悪の実績」で対処したと認めている。だがそれは全て、正体を暴かれた男トランプの失敗だった。徹底的な超党派的政策による公的医療制度の組織的民営化と縮小は大量死と無関係なのだ。人種と階級に基づいて医療を配分する緊縮政策の創設メンバーであるバイデンには罪はないのだ。単一支払者制度無しで、本当の国民皆健康保険制度はあり得ないが、彼は大統領の座についたら、全員のためのメディケアは拒否するとバイデンは誓ったのだ。バイデンは「我々は自国民を保護するため、二度と我々中国や他の外国には翻弄されない」と誓って、コロナウイルスを中国のせいにするトランプに加わっている。それでも彼は光なのだ。

 「単一支払者制度無しで、本当の国民皆健康保険制度はあり得ないが、彼は大統領の座についたら、全員のためのメディケアは拒否するとバイデンは誓ったのだ。

 バイデンは彼の「経済計画は、全て雇用、尊厳、敬意とコミュニティーが狙いだ」と保証している。それは彼の予算削減実績と真っ向から対立する主張だ。ジャーナリストのブランコ・マーセティックが書いている通り「バイデンは、極めて予算削減する教義にかられやすい。1972年に上院議員になると、まもなく財政タカ派になり、連邦政府支出規制法を提案し、5年後、全ての連邦政府支出計画がまな板の上に乗せられるようにして、1980年のレーガン当選は「私のような人間が目指している予算削減と一貫している」とさえ述べていた。

 演説でバイデンは社会保障を「神聖な義務、神聖な約束」と呼んだ。だが再びマーセティックを引用して、バイデンは社会保障を資産調査するよう提案し、1980年代以来「メディケアと社会保障を含め、連邦政府支出切り下げを目指す法律を要求し、導入してきた」と述べた。バイデン副大統領は、バラク・オバマ政権が、まさに彼の大統領職の最初に、メディケイドや「他のすべての権利」とともに、まな板の上に置いたプログラム、社会保障を含め、主に社会福祉計画で四兆ドル削減して、共和党と部分的に実現させた包括的財政再建合意(グランド・ バーゲン)の交渉代表者だった。

 バイデンは常に緊縮政策、貧しい人々に対する戦争のための兵士だった。彼が老年期になって針路を反転するなど一体誰が信じるだろう?

 「バイデンは、共和党と部分的に実現させたバラク・オバマの「グランド・ バーゲン」交渉代表者だった。」

 彼が人種とほとんど関係がない発言をする時でさえ明らかなように、バイデンは考え方を変えない人種差別主義者だ。バイデンは指名受諾演説で人種問題に関する本格的な変化をほのめかす一言も言わなかった。だが彼はジョージ・フロイドの娘の名に言及し、公民権運動活動家民主党下院議員ジョン・ルイスの幽霊が我々全員に「光を見せる」と考えているように見えた。

 だが、ロシアは、トランプとともに暗闇の中に消えるべきなのだ。バイデンは、アフガニスタンにおけるアメリカ駐留を維持するための、ロシアの長年の非常に貴重な援助にもかかわらず、モスクワが、アフガニスタンで「アメリカ兵の首に対する報奨金」を出しているという全く裏付けがなく歴史的に奇想天外な主張を繰り返した。

 バイデンが与えてくれるのは、更なる戦争と緊縮政策と白人優越主義、ただトランプ抜き。それで十分と思われるなら「ハレルヤ」と神を讃え、ベルトをしっかり締め、弾薬を準備されたい。

 Black Agenda Report編集長グレン・フォードはGlen.Ford@BlackAgendaReport.comで連絡できる。

記事原文のurl:https://www.blackagendareport.com/biden-offers-nothing-more-war-austerity-and-white-supremacy-without-trump

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 涼しくなってきたので、日高市の巾着田曼珠沙華祭りを思い出した。ホームページを見るとコロナで中止。念のため、開花前に刈り込むとあった。残念。

 植草一秀の『知られざる真実』で指摘される通り、また、まんまとからめとられる。

1025総選挙で安倍自公高笑いの大芝居

 大本営広報部、目くらましに全力投入。選挙まで、ヨイショを続けるに違いない。有象無象のタイコモチが跳梁跋扈。一番酷いのは元自民党議員女性タレント。「選挙に出て、総理になってから言ってもらいたい。」そうであれば、ほとんどの日本人、誰も批判できなくなる。暴論。ラサール石井氏も、米山隆一氏も、当然反論。ごくろうさんと言いましょうというタレントやら、タレント弁護士、アマゾンの広告に出ているお笑い芸人その他大勢。

 「だれが継ぐか」の類、全く見ない。人生、電気の無駄。

 おはようパーソナリティ

【森功さん】「茶番の自民党総裁選を垂れ流すメディア。密室談合政治。解散は年内?」

 「副島隆彦の学問道場」の「重たい掲示板」に、副島隆彦氏記事がある。ごもっとも

[2627]次の首相は菅義偉(すがよしひで)だろう。去年5月アメリカで”首実検” 済みだから。

 ネットでChoose TV 多数の方が語る3時間19分の番組を拝見した。錚々たるメンバーが登場され、正論を言われる。大本営広報部、別名テレビでは、決して登場させない素晴らしい方々が正論を言われる。

7年8ヶ月、#安倍政権とはなんだったのか

 ウェブ論座に白井聡氏の記事がある。

【1】安倍政権の7年余りとは、日本史上の汚点である

【2】無惨なる安倍政権を支えたマスメディア

 そのような指摘はあたらない。全く問題ない後継者が与えてくれるのは、さらなる戦争準備と緊縮政策とお仲間優先主義、ただ彼氏抜き