新たな反中国キャンペーンは、ウソを基盤に作られている

2020年4月18日
Moon of Alabama

 他のあらゆる国のcovid-19犠牲者数を超えた失敗の反省を避けるため、アメリカ首脳部は、他の誰かを非難すると決めたのだ。

 トランプの最初の試みは、全ての情報を提供しなかったとして、世界保健機構を非難することだった。だが16人のアメリカ政府高官がジュネーブのWHOで働いている。彼らはWHOが得た全ての情報更新をリアルタイムで連絡していた。

 民主党とマスコミがトランプのWHO非難に加わらなかったので、別の身代わりが必要になった。そこで全員が、中国は最も好都合な標的だと認めた。

 現在の反中国キャンペーンの強烈さは、イラク戦争に至るまでのものを思い出させる。今「中国がウソをついて、人々が死んだ」と主張している連中は、まさにイラク大量破壊兵器キャンペーンの当事者だ。だがイラク大量虐殺兵器を主張する全ての報告は、単なる妄想に過ぎなかった。中国の責任についての報道も、同様のたわごとだ。

 今年は選挙年なので、両党とも相手側を新しい悪党と結び付けようとしているのだ。

「アメリカ人が苦しみ続ける中、ドナルド・トランプは、重要な医療用品を中国に送った。彼は「アメリカ・ファースト」というの彼の座右銘に従うべきだ」と、アメリカン・ブリッジ 21センチュリー会長のブラッドリー・ベイチョクが述べた。「トランプが、この危機で酷いへまをしただけでなく、その中で中国にひどく屈伏したか、我々はミシガン州、ペンシルベニア州とウィスコンシン州の有権者に十分周知させるつもりだ。」
「中国に厳しい態度で臨むため、トランプ大統領か、北京ジョー・バイデン、どちらを信頼するか、アメリカ大衆に決めけもらえればうれしい」と、アメリカン・ブリッジによる新たな広告キャンペーンに応えて、アメリカ・ファースト会長のブライアン・O・ウォルシュが述べた。この広告は中国と彼らの結びつきや他の海外投資に対する、トランプや、彼の企業、ビジネスパートナーや、成人した子どもに標的を定めた、新たな攻撃キャンペーンの最初のものだとアメリカン・ブリッジは述べた。

このグループは「外国の賄賂や政治的便宜や、いかがわしい不動産投資や、独裁者との提携を含む、中国や他の国々における彼らの汚職に対する、トランプと家族に対する総攻撃の一貫として、この主題に関し、標的を極めて絞ったデジタル広告の本格展開を計画していると述べた。

 これは他の重要な政治問題にとって良くないだろう。

Rania Khalek @RaniaKhalek 19:27 UTC 2020年4月17日

反中国タカ派は、国民皆医療保険制度や学生ローン帳消しを要求する勢いを抑え込もうとしているのだ。ロシアゲート同様、この新しい黄禍は、より大きな軍事出費と、より多くの戦争に至るだろう。実に多くの、ものごとをわきまえているべき人々が、それを理解できないのは残念なことだ。

 一部の議員は「中国が起こした損害」のかどで、中国を様々な人々が告訴するの可能にしたいと望んでいる。別の議員たちは、アメリカの対中国債務1.2兆ドルを不履行にしたいと望んでいる。

 中国を非難するため、タカ派は三つの問題を主張している。

  • 公衆衛生の欠如
  • 不十分な情報
  • 偶然ウイルスを作成したか、広めたこと

 武漢の「生鮮市場」には衛生問題はなかった。「生鮮市場」は地域産物市場(ビデオ)に相当する。果物や野菜、肉や魚のような新鮮な物を供給する点で「生鮮」だ。ドライ・マーケットは、米や小麦粉、お茶や砂糖など補足的物品を供給する。中国はまだスーパー・チェーンに侵略されていない。中国人の約40%が生鮮市場で日々の食物を購入する。

 武漢生鮮市場は流行の発生源ではなかった。コウモリを売らなかったし、売っていない。流行はコウモリが冬眠する12月に始まった。最初の症例は市場と全く関係なかった。

 アメリカは、中国が十分にそれに知らせなかったと主張する。中国が公表した線表は、マスコミ報道も確認しているように、その主張を裏付けていない。

 1月3日、CDCアメリカ疾病予防管理センター所長は、中国の相手側から、武漢で未知の原因の肺炎発生があったことを個人的に知らされた。1月8日「未知の原因」は新型コロナウイルスだと認知された。ウイルスの完全なゲノム塩基配列が1月12日に発表され、初期的検査キットが開発され、武漢で提供された。1月13日までに、もう一つの検査と検査プロトコルがドイツで開発され、1月17日、WHOは改良版を採用した。

 アメリカCDCは、自身の検査を開発すると強く主張し、検査コンポーネントを汚染して、失敗した。CDCはそれから一カ月以上、事態を是正し損ねた。

 最近ドイツ連邦保健省は、中国からの情報欠如の認識や、変化する症例数に対して中国を批判する理由があるかどうか尋ねられた。保健省が(元はドイツ語、拙訳)答えた。

「連邦政府は、中国がいかなるデータも差し控えたと承知していない。」・・・ 「進展を考えれば、中国の流行の症例で、異なる定義の採用は理解可能だ。」

 もう一つの主張は、中国が何らかの方法でウイルスを作成したか、コウモリ・ウイルスを研究していた武漢研究所から漏洩したというものだ。

 だが科学者は新型コロナウイルスは自然発達だという有力な証拠を見ており、武漢の研究所から漏れたとは考えていない。

シドニー大学の生物学者で、評判の高いイギリス学士院の研究員エドワード・ホームズが、ロンドンで、一部の人々が流行の原因だとしている武漢研究所には、Covid-19の源、SARS CoV-2に最も近い近縁種、コウモリ・ウイルスRaTG13の標本を持っているが、この二つは、遺伝的につながっていないと述べた。
RaTG13の種は、流行の最初の中心、中央部の武漢市ではなく、南中国の雲南州からのものだと彼は言う。
ゲノム・トレースで、コウモリ・ウイルスRaTG13は、SARS CoV-2から、少なくとも20年、もしかすると約50年の遺伝的分岐、あるいは進化的変化をしていることが明らかになっており、流行の源の可能性を排除している。

 アメリカ二大政党グループによる中国に対する主張には、事実の根拠がない。

 「あなた方は、我々に本当に何を望んでいるのか?」と中国が尋ねるのは少しも不思議ではない。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/04/the-new-anti-china-campaign-is-built-on-lies.html

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 上昌広医師、インタビューで、でたらめな敗戦戦略を推進する大本営だけでなく、その問題をつかない、大政翼賛会マスコミの問題を指摘しておられる。「ノーベル賞受賞の学者」を持ち出すこと自体がおかしいともおっしゃった。

日刊IWJガイド「<インタビュー報告>PCR検査を抑え感染蔓延を招いた! 緊急事態宣言全国拡大は不適切で無責任! 岩上安身による上昌広医師インタビュー第3弾」2020.4.22日号 ~No.2778号

 何があっても彼は儲かるスゴイ仕組み。

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