彼らは人々を恐れているがゆえに、圧政のための機構を導入している

2020年4月11日
ケイトリン・ジョンストン

 「独裁主義が広がり、緊急事態法が広まるにつれ、我々が権利を犠牲にする中、それほどリベラルではない、それほど自由でない世界に下落するのを抑える能力を我々は犠牲にしている」とNSAの内部告発者エドワード・スノーデンが最近のインタビューで述べた。「コロナウイルスの最初の波、2番目の波、16番目の波が、遠い昔の思い出になった時に、こうした権力は継続されないと皆様は本当に信じておられるのだろうか? これらのデーが維持されないと? それが使われる方法が、どんな方法であれ、作られるのは圧政のための機構です。」

 「アップルとグーグルは、ユーザーがCovid-19に感染した人と交流した際、ユーザーに警告する技術をスマートフォンに加えるため、稀有な協力を明らかにした」とブルームバーグの新報道にある。「個人情報を収集・利用するシステムを、ユーザーは事前承認して利用するが、それは世界人口の約3分の1を監視する可能性がある。」

 「世界保健機構WHO部長のマイケル・ライアン医師は、生涯にわたる監視は、ワクチンが無い世界で正常に戻るために必要なものの一部だと述べた。だが人権専門家は、差し迫った脅威が終わった後、大衆には、これらデジタル権力の行使に対抗する策は、ほとんどないと警告している」と「コロナウイルス後の、我々の新たな正常で、AIが中核になりかねない」という題の最近のVentureBeat記事が書いている。

 彼は間違っていない!

「スノーデンは、政府は、圧政機構を強化するためにコロナウイルスを利用していると警告している」https://t.co/7Bkhr52U1U

– ルーク・ルコウスキ (@Lukewearechange) 2020年4月10日

 「この議論に詳しい四人によれば、ホワイトハウス上級顧問ジャレッド・クシュナーの作業部会は、患者がどこに治療を求めているか、どの病院が患者を受け入れられるのかどうかについて政府がほぼリアルタイムで状況を把握できるよう、全国コロナウイルス監視体制の立ち上げに関し、広範な医療技術企業と連絡を取った」とポリティコの最近の記事は報じ、更にこう付け加えて「しかし機微な可能性が高い医療情報全国データベースを作る構想は、一部の批判者が、9/11攻撃後に施行された愛国者法を、それになぞらえて、コロナウイルスの脅威が薄らいだずっと後、人権への影響に関する懸念を引き起こしている」と書いている。

 「大量監視手法は、前回の世界的流行時には不可能だった速度と正確さで、当局が新型コロナウイルスの蔓延を追跡し抑制するのを可能にし、世界中の生命を救うことができる」とインターセプトのサム・ビドルが先週書き、こう補足している。「ここには顕著な問題がある。この全てを我々は聞いたことがある。9月11日攻撃後、アメリカ人は、より大規模な監視とデータ共有で、テロが始まる前に、国が阻止するのを可能にすると言われて、議会が、しばしば、大して何も阻止できずにいる未曾有の監視権力を認めるよう仕向けたのだ。以来ほぼ20年間、このスパイ活動の持続や拡大やスノーデンや他の人々に暴露された乱用は、緊急時の権力は緊急事態が終わった後も生き残れることを想起させる。」

 我々が最近論じたように、権力構造が、普通の人々の保護を装って、圧制的権威主義の狙いを拡張する機会を最大限利用するのは揺るぎない事実で、実際、連中は危機を理由として利用するずっと前から、そうした狙いの推進に努めていた。それは9/11事件で起きたが、それは今も確実に起きているのかもしれない。

 理由は単純だ。権力を持った連中は大衆を恐れている。連中は常にそうだった。政府権力がある限り、人々が自分たちの数の力を実感し、政権を掌握している政府を打倒する恐れがあるのだ。それは、もっともだ。それは、歴史上何度も起きている。

 これまで以上に、これはあてはまる。圧制的な搾取的なネオリベの本質は不満を引き起こし、情報をネットワークで結んで共有する、歴史的に未曾有の人類の能力と相まって、世界中で反政府抗議の動きが起きている。フランスで、黄色いベスト抗議に対するマスコミ報道管制が長く続いているにもかかわらず「これよりささいなことで我々は首を切った」という言葉がデモ初期に凱旋門になぐり書きされ、指導者連中は目を丸くし、ハッとして動きを止めたのかもしれない。

 たまたまちょうど世界舞台で、勃興する中国が、超大国としてアメリカを越えようと、多極世界を本当に作るため、ロシアや他の吸収されない国々と協力しており、既に、この世界秩序が、この数十年で最も脆弱な状態の時に、現在の世界秩序に対するこの不満が起きた事実で、指導者連中は一層大いに恐れ、びくびくしているのだ。一極帝国の国民が、帝国の崩壊を要求して街頭に出れば、一極支配から離脱するこの移行を凍結し、反転させるのに必要な侵略のための同意を効果的に作り上げるのが可能な形で、支配的言説を支配するのがずっと困難になるのだ。

 だから、もちろん、インターネット検閲は、コロナウイルス「ニセ情報」と戦うため更に多くをするよう、富豪が所有するハイテク企業にマスコミが要求し政府と提携している、これらハイテク巨大企業は全社嬉々として応じている。デイビッド・アイクが、ユーチューブで、物議をかもすビデオで、コロナウイルスと5Gは関係があると言った後、ユーチューブは規則を変え、ビデオを削除し始めた。ユーチューブは、そもそも発端から、CIAとNSAとのつながりがある軍・諜報機関の請負業グーグルに所有されている。アイクや、彼の意見のようでなくとも、人々のやりとりを益々強権的に操る、この体制の考えによって、誰でも拒絶され得るのだ。

 インターネット検閲のエスカレーションと、監視のエスカレーションは、いずれも、支配が永久に失われる前に大衆を支配する土壇場の試みで、ウイルスの脅威が終わった際、縮小するつもりもないのだ。通信を制限され、ポケットで持ち運ぶ装置が益々差し出がましく監視される状態で、人々は今街頭デモを止めている。もちろん、9/11事件後、人々をテロから守ろうと望んだ誠実な人々が多少いたのと全く同様、人々を合法的にウイルスから守りたいと望む誠実な人々が多少はいるが、権力と大衆不安があるところには、大衆の自由を制限しようとする狙いが常に存在するのだ。

 「支配者連中は恐れている。ウイルスではなく、我々を。」と言うジャーナリスト、ジョナサン・クックの言葉は至言だ。

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 「これよりささいなことで我々は首を切った」という凱旋門の落書きは、パンがないなら、ケーキをたべれば良いのにと言った王女がフランス革命でギロチン台に登ったという、まことしやかな流言とつながっているのだろう。

 未曾有のサイコパス、本人は真っ赤なウソをついている意識皆無、彼の頭の中だけでは全て真実なのでは?許しがたいのは、そういう人物を盾に暴虐の限りを推進する与党、官僚。

安倍首相が「休業補償は世界に例がない」「わが国の支援は世界で最も手厚い」と強弁! その嘘を改めて徹底検証

 インスタグラムに映る優雅な森羅万象氏、権力者が、いくら無茶をしても、民衆が喜んで支持する日本の状況だけは、しっかり理解している。もりかけ、強姦、サクラ、コロナ。何でもあり。外国では、暴君には、その報いが待っていた。古くは、マリー・アントワネット、近くは、チャウシェスク夫妻。もちろん彼らのような運命を期待しているわけではない。黙って退任さえすればよい。残念ながら、この列島では、それさえ、ありえず、庶民の苦難は永遠に続く。

 間もなく、伝染病による計画的な大量死、そして緊急事態条項導入による宗主国侵略戦争への日本軍派兵。現在の政府による無為政策の必然の結果はニューヨーク州やイタリア並の惨事。それこそ、本当の狙いではないかと疑っているが。
 政治家、議員、医者を含めた御用学者ら、支配者連中の無能さが、国民の目の前で、これほど赤裸々に暴露されつつあるのは、日本史始まって以来始めての出来事だろう。

 森羅万象連中は、コロナのおかげで、サクラや、特に森友の新事実から世間の目を逸らせるのには、まんまと成功しているとほくそえんだろう。ところが一方では、全く逆に、マスコミ報道から、政治から目を逸らすためのどうでも良い話題報道が消えた。すべてコロナ。そこで、支配層の優先事項が国民の命ではなく、財政や、大資本、宗主国への貢献だということが、国民の目に明らかになった。しかも、次々のコロナ対応で、政治家も、体制派医師、医学者、太鼓持ち評論家の絶望的な無能さが、次々暴露されている。明治150年始めて、王様が裸である事実の暴露に、支配層、驚嘆しているのではあるまいか。

 植草一秀の『知られざる真実』の最新記事は目から鱗。

コロナで目から鱗安倍暴政に気付いた

 レベッカ・ソルニットの『災害ユートピア――なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか』を思い出した。

 辺野古のでたらめな基地建設。あれは、日本の建設業界の利権のためだという小生の妄想が、現地の一流専門家に裏付けられた?鼎談がある。マヨネーズ地盤で、工期が長引けば、それだけ嬉しいのだ。核ミサイル備蓄は全く別問題。興味深い鼎談。