アメリカを危険な道へ追いやる民主党

2019年11月14日
Paul Craig Roberts

 エセ「内部告発者」の名前エリック・チャラメラは、長い間知られてはいるが、公式にではなかった。今やそれは公式だ。ランド・ポール上院議員が正式に彼の名前を公表したのだ。共和党だけがチャラメラが証言するのを望んでいるというのは滑稽ではなかろうか。民主党は聞こうとしない。https://www.zerohedge.com/political/rand-paul-drops-c-word-names-whistleblower-demands-testimony?utm_campaign=&utm_content=ZeroHedge%3A+The+Durden+Dispatch&utm_medium=email&utm_source=zh_newsletter

 アメリカ人が注意を払っていれば、民主党は困難に陥っているはずなのだ。ロシアゲートが立ち消えに終わると、アダム・シフ(民主党、カリフォルニア州)は、民主党が証言のために証言台に立たせる危険を冒すことができないエセ「内部告発者」を画策した。民主党の焦点は、又聞き、あるいは更なる又聞きに加え、確認できないうわさ電話以外の何も提供できない安っぽい国務省タイプへと移った。

 民主党員はなぜこのような危ない橋を渡るのだろう? 彼らはあらゆる点で彼らをかばい、際限なく検証なしに、トランプに対する彼らの主張を繰り返し続けるのに、売女マスコミに頼ることができるが、ロシアゲート・ペテンを体験した後でも、差し替え版策略にだまされるほど、アメリカ人は愚かなのだろうか?

 一部の評論家は、下院民主党は、いわゆる弾劾を、彼らは一つも持っていないので、何らかの証拠を提示するためにではなく、何であれクールなものと、一緒になりたがっていることが知られている青年の間で、トランプに対する憎悪を引き出すのに使っているのだと考えている。民主党のプロジェクトは、トランプ憎悪をクールなことにして、若者が、投票を、クールなトランプ憎悪に基づいて行うよう説得することなのだ。

 最近私は、トランプに対するロシアゲート・クーデター未遂のかどでのオバマ政権当局者に対するバー検事総長による告訴がどうなっているのか質問した。一部の共和党員が、有権者大衆に対する最大の影響を得るため、選挙がより近づくまで、バーは待っているのだと説明した。もしそうなら、これは間違いだ。バーが長く待てば待つほど、それだけ売女マスコミと民主党が、相殺するニュース記事を作り出すトランプの取り組みだとして、より長期間、告発の信頼性を傷つける時間を得られるのだ。バーが長く待てば待つほど、それだけ、更に多くのトランプ行政機関が弾劾サーカスに曝されてしまう。バーが長く待てば待つほど、それだけより長い間、アメリカ・メディアと下院民主党員の品位の完全な欠如によって、共和党員が士気を喪失しなければならない。それはどんな犠牲を払ってもトランプ憎悪の感情に巻き込まれずにいる誰にとっても、実に汚らわしい。品位のある正直な人々は、このような汚いことに関与したいとは望まない。

 クーデターによる彼の排除を受け入れるほど、トランプを徹底的に憎むよう条件づけられた多くのアメリカ人が、実際いるのだ。彼らは非常に感情的で、民主主義に対するクーデターの結果について考えることができない。これはローマ人が滑り落ちた危険な道だ。一人の皇帝がクーデターで排除された途端、全ての皇帝がそうなり得るし、実際しばしば、クーデターで排除された。続く内部騒動はローマ帝国の滅亡に大いに寄与した。

 今度の大統領選挙では、民主党がトランプ正当に異議を申し立てることができ、多くの正直なアメリカ人が共鳴する問題がいくつもある。民主党はボリビアのモラレス大統領に対するクーデターで、トランプに異議を申し立てることができる。環境保護を廃止することに対し、採鉱企業とエネルギー企業が国定記念物や野生生物保護区を略奪するのを許すことに対し、彼らはトランプに異議を申し立てることができる。伝統的ジャーナリズムの仕事をすることに対し、彼らはジュリアン・アサンジを迫害することに対し、トランプに異議を申し立てることができる。アメリカ外交政策の利益にではなく、イスラエルに奉仕することに対し、彼らはトランプに異議を申し立てることができる。これらや他の問題は、民主主義国家にふさわしい本物の選挙運動になるはずだ。その代わりに、我々は人を陥れるスキャンダルを聞かされている。

 これが我々に語っているのは、民主党とアメリカ・マスコミには民主主義が生き残るのに十分な品格がないということだ。ウソと憎悪以外、何も政治過程を構成していない時に、民主主義はあり得ない。なぜ下院民主党とアメリカ・マスコミは民主主義を破壊しているのだろう?

 Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2019/11/14/the-democrats-have-the-country-on-a-slippery-slope/

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 植草一秀の『知られざる真実』の11月18日記事

消費税率5%への引き下げでの共闘という現実的提案

で、行き損ねた集会の映像リンクがあった。下記に貼り込ませていただこう。

 第1部 11.15「いま消費税を問う!」緊急院内集会(専門家問題提起~国会議員・政党からの意見表明)2019.11.15

第2部 11.15「いま消費税を問う!」緊急院内集会(質疑応答~国民運動提言~まとめ)2019.11.15