大臣辞任は幕引きでなく内閣崩壊劇の開幕

植草一秀教授からの情報です。


 

安倍首相は9月11日に内閣改造を強行した。

9月9日に台風15号が首都圏を直撃した直後だった。

台風15号は千葉市付近に上陸し、千葉県を中心に深刻な被害が広がった。

内閣改造など延期して、災害対策に全力を挙げるべき局面だった。

ところが、安倍首相は台風被害などお構いなしに内閣改造のお祭り騒ぎに邁進した。

その内閣改造から40日あまりで一人の閣僚が辞任に追い込まれた。

菅原一秀前経産相は「明日国会で説明します」と明言しながら、一切説明することなく経産相を辞任した。

最後まで無責任である。

しかし、辞任で幕を引いてはならない。

議員秘書が議員名で有権者に現金を供与したことは公職選挙法に抵触する犯罪である。

すでに刑事告発が行われているが、捜査当局は告発状を受理して刑事捜査に着手しなければならない。

この国では刑事司法が腐敗してしまっているが、主権者は刑事司法の腐敗を放置してはならない。

犯罪が存在するのに犯罪者を無罪放免にすること。

犯罪が存在しないのに犯罪をねつ造して無実の人間を犯罪者に仕立て上げること。

これが日本の刑事司法の最大の問題である。

人気ブログランキングへ

拙著『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社新書)
https://amzn.to/2WUhbEK

https://www.youtube.com/watch?v=cXhS7jp1e-Y

に、この国の政治の問題を要約して記述し、また話をさせていただいた。

ぜひ、ご高覧賜りたく思う。

2012年12月に発足した第2次安倍内閣はこの12月で丸7年の歳月を経過する。

傍若無人の安倍暴政が7年間も吹き続けたことになる。

この暴風被害は日本でもっとも深刻な暴風被害であると言える。

一刻も早く、この内閣を終焉させなければならない。

この内閣が存続している理由を三つ挙げることができる。

第一は、この内閣が日本の情報空間を歪め、主権者が真実の情報を入手できにくくなっていること。

第二は、この内閣が刑事司法を私物化して、刑事司法を機能不全に陥らせていること。

第三は、主権者である国民の対応がゆるいこと。

この三つの要因によって、安倍暴政が持続してしまっている。

しかし、その安倍暴政の綻びが隠せなくなっている。

菅原経産相辞任を端緒に政権崩壊が加速してゆくことになるだろう。

人気ブログランキングへ

そのために、野党が毅然とした対応を示すことが重要であるとともに、主権者が監視と行動を強める必要がある。

刑事司法の歪みでは、森友、加計疑惑のすべてが無罪放免にされたことが重大であるが、これ以外にも刑事司法の歪みを示す事例は枚挙に暇がない。

池袋で発生した乗用車暴走による殺人事件はいまなお、加害者が逮捕すらされていない。

高級官僚を経験すると殺人を犯しても逮捕すらされないということなのか。

石川達紘元東京地検特捜部長は20代女性とゴルフに行くために停車させた乗用車を暴走させて歩道を歩いていた男性をひき殺した。

石川氏は在宅起訴されたが逮捕もされていない。

本年8月18日には警視庁新宿警察署のパトカーが青信号で横断歩道を歩行していた4歳男児を跳ね飛ばして殺害した。

パトカーは道路交通法違反を犯している。

跳ね飛ばされた男児が病院に搬送されるまでに長時間かかったとも伝えられている。

メディアが詳しく報道しないため、真実が十分に伝えられていないが、警察は加害者の逮捕も行っていない模様である。

菅原一秀議員の行動は公職選挙法違反の疑いが濃厚であり、捜査当局は直ちに刑事捜査に着手するべきである。

野党は捜査当局の適正な対応を強く求めるべきだ。

暴政を続けてきた安倍内閣の失速が始まる。

いまこそ主権者がしっかりと声を上げるべきだ。

人気ブログランキングへ

メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」

https://foomii.com/00050

のご購読もよろしくお願いいたします。

上記メルマガを初めてご購読される場合、
2ヶ月以上継続して購読されますと、最初の一ヶ月分が無料になりますので、ぜひこの機会にメルマガのご購読もご検討賜りますようお願い申し上げます。

https://foomii.com/files/information/readfree.html

人気ブログランキングへ

続きは本日の
メルマガ版
「植草一秀の『知られざる真実』」
第2465号「刑事司法・NHK改革が新政権樹立後緊急課題」
でご購読下さい。

『アベノリスク』(講談社)
動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。

2011101日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:540円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。

 創刊月201110-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。

 メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、info@foomii.comまでお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

 

価格:994円 通常配送無料

出版社:詩想社
amazonで詳細を確認する

 

価格:907円 通常配送無料

出版社:発行:祥伝社
amazonで詳細を確認する


日本経済を直撃する「複合崩壊」の正体

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:発行:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

あなたの資産が倍になる 金融動乱に打ち勝つ「常勝投資術」~(TRI REPORT CY2018)

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:発行:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

「国富」喪失 (詩想社新書)

価格:994円 通常配送無料

出版社:発行詩想社 発売星雲社
amazonで詳細を確認する

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する


泥沼ニッポンの再生

価格:1,512円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本経済復活の条件 -金融大動乱時代を勝ち抜く極意- (TRI REPORT CY2016)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:星雲社
amazonで詳細を確認する

価格:1,512円 通常配送無料

出版社:ビジネス社

amazonで詳細を確認する


日本の奈落 (TRI REPORT CY2015)

価格:1,728円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

日本の真実 安倍政権に危うさを感じる人のための十一章

価格:1,620円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

日本経済撃墜 -恐怖の政策逆噴射-

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する

価格:1,680円 通常配送無料

出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する


オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

価格:2,100円 通常配送無料

出版社:早川書房
amazonで詳細を確認する

アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪

価格:1,575円 通常配送無料

出版社:講談社
amazonで詳細を確認する

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

 

 

鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)

価格:1,470円 通常配送無料

出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する

金利・為替・株価大躍動 ~インフレ誘導の罠を読み解く