アメリカは第三次世界大戦シミュレーションでこてんぱんにやられる:ランド研究所

タイラー・ダーデン
2019年3月11日 月曜日- 09:10

 第三次世界大戦のシミュレーション・シナリオで、ロシアと中国に対して、アメリカは負け続けると二人のトップ戦争立案者が先週警告した。木曜日「我々の机上戦で、ロシアと中国と我々が戦うと、青はこてんぱんにやられる」とランドの専門家デイビッド・オチマネクが述べた。

 ランドの机上戦では、机上戦の地図上で青色のアメリカ軍は、様々なシナリオで、相当な被害を受けるが、予想通り赤色の、ロシアと中国が欧米の軍の殲滅という目的を達成するのを阻止できないのだ。

 「我々は多数の人員を失う。我々は多くの装置を失う。我々はいつも、敵による侵略を防ぐという我々の目的を達成し損ねている」と彼は警告した。

 多くの人々が、2020年代半ばには起きるかも知れないと考えている次の軍事衝突で、陸、海、空、宇宙とサイバースペースの5戦域全てで激戦となり、これまでの紛争でそうだったように優勢になる上で、アメリカが困難を味わうことを示唆している。

 仮想机上戦が示した「赤い」侵略勢力は、滑走路上のアメリカF-35ライトニングIIステルス戦闘機をしばしば破壊し、数隻の艦船を沈没させ、アメリカ軍基地を破壊し、電子戦によって、重要な軍事通信システムの支配権を握る。要するに、シミュレーションであるにせよ、アメリカ軍の最も近代的なものが、いくつかぞっとするように全滅するのだ。

 長年の机上戦経験がある元国防事務次官ロバート・ワークが言った「私が知っているすべての事例で、F-35は、空にいれば空を支配するが、地上で大量に破壊される。」

 ロシアと中国が第5世代戦闘機と極超音速ミサイルを開発するにつれ「滑走路や燃料タンクのような高度な基地インフラに依存するものは苦労するようになるだろう」とオチマネクは述べた。「海上航行するものも苦労するようになるだろう。」

 「それが、我々が報告したように、来週発表される2020年予算で、航空母艦トルーマンを何十年も早く引退させ、2隻の水陸両用上陸用舟艇を削減する理由だ。それは海兵隊が、ごく小さい即興の滑走路で離着陸できる垂直離着陸版F-35を購入する理由でもあるが、ローテクク環境で、ハイテク航空機をどれほどうまく維持できるかは未解決の問題だ」とブレイキング・ディフェンスが述べている。

 一方もちろん全く仮定の話で「我々がヨーロッパで戦争に行く場合、パトリオット・バッテリー部隊が一つ移動し、ラムシュタイン空軍基地行くだろう。それでおしまいだ」とワークは不平を言った。アメリカはヨーロッパ大陸中に58旅団の戦闘部隊をおいているが、ロシア・ミサイルの雨あられに対処するのに必要な対空、ミサイル防衛能力はない。

 ランドは、サイバーと電子攻撃の机上戦シミュレーションもしたが、アメリカ通信網をロシアと中国が麻痺させることが多かったと、ワークは語った。

 「我々が演習をしていて、赤い勢力が本当に我々の指揮統制を破壊すると、いつでも、我々は訓練を止めます」とユーモアの片鱗も見せずにワークが言った。北京はこれを「システム破壊戦争」と呼んでいるとワークは言った。彼らは「容赦なく、あらゆるレベルのアメリカ戦闘ネットワークを攻撃することを目指しており、常にそれを練習している。」

 数年前、アメリカを有利にするよう机上戦結果を改善すべく、空軍がランドに計画策定を依頼したとオチマネクが言った。問題解決のために「我々は年に80億ドル以上を使うことが不可能なことがわかりました」。

 「空軍用に80億ドルです。 (アメリカ海兵隊を含む)陸軍と海軍用には、その3倍」、オチマネクは「240億ドルかかります」と言った。

 ワークは戦争の短期的な危険には、さほど懸念しておらず、こう言った。彼らの近代化の努力が完了していないのて、中国とロシアは戦う用意ができていない。今後10から20年、更なる、いかなる大規模対立もありそうにないと彼は言った。

 第三次世界大戦に軍を備えるには「今後5年、年240億ドル程度の支出が良い」と彼は言った。

 二番目に大きな戦争遂行能力化ある国、中国が2017年に使ったものと比べて、三倍近くアメリカが使っていることを考えると、将来、アメリカが、複数戦線の戦争で敗北しかねないという非常に衝撃的な、ハッとするような評価をランドはしている。

 トランプ大統領の残り任期中、防衛予算が、年に約7000億ドルにとどめ置かれたので、アメリカの戦争論者どもは、ただ一つの狙いのため、仮想机上戦を通して、恐怖をあおっているのだ。戦費用の更なる税金要求だ。

記事原文のurl:https://www.zerohedge.com/news/2019-03-09/us-gets-its-ass-handed-it-world-war-iii-simulation-rand

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 この記事のビデオ版のようなものもある。
https://www.youtube.com/watch?v=8pjz_faDezE

 この話題、IWJの岩上安身氏インタビューで最近拝聴し、気になっていたもの。この話、宗主国のオフショア・コントロール作戦で、今この劣等で推進している宮古ほか南西諸島のミサイル基地化とあわせて考えると、日本は「かませ犬」。宗主国には被害がおよばないが、この劣等、こてんぱんにやられる。売国奴が推進する基地のおかげて、一番の弱者として犠牲になった、日本最後のジュゴン、身をもって、その前兆を警告してくれたのかも知れない、と思う。

に、下記の話題がある。真摯なジャーナリズムに対する不当な弾圧と思うのだが、大本営広報部で、この話題目にした事がない。一度、週刊金曜日の記事を見ただけ。大本営広報部が報道してくれるなどとは思っていないが。
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