民主党候補者は戦争挑発帝国主義の豚連中

社会帝国主義者の言動と行動

グレン・フォード

2019年2月28日
Information Clearing House

 帝国主義に反対する世界中の本当の戦いと連帯皆無の自称「社会主義」名士を生み出すアメリカ左翼。

 「侵略の論拠を受け入れながら、軍事行動には小声で文句を言うサンダースとオカシオ・コルテス」

 アメリカ「左翼」の深刻な弱さの最高の証拠は、アメリカの政治言説において「社会主義」を無害な言葉にしたバーニー・サンダースの功績を認める必要性だ。覇権資本主義という獣の腹の中で、如才ない会話への「社会主義」という言葉の入会許可の代償は、常に同名の「独裁」イデオロギーから区別するため、常に「民主」という単語を付け加えなければならないことだ。「民主」変換機は、驚異的な効果をもたらし、彼の1944年の第二権利章典(経済権利章典)丸々、バーニー・サンダース・ブランド社会主義のアンチョコになっている、裕福で決して自身を社会主義者とは思っていなかったフランクリン・ルーズベルト大統領まで、歴史的な「社会主義」陣営に包摂して大きくした。同時に、人類史上、本当の社会主義運動や政府のほぼ全てが悪魔化されることになっている。

 この種の「民主」社会主義の下では、資本主義支配階級は決して打倒されないが、労働者に対し、基本的な経済的、政治的な権利を与える改革は黙認している。アメリカ内の資本の神様連中を打倒する必要を感じないサンダース派社会主義者は、世界中の大半の人々が帝国主義と呼ぶ体制、グローバル資本主義の軍事、政治、経済構造に対し、筋の通った反対をしていない。だがアメリカの「民主社会主義者」は、その名称がアメリカ支配階級の気分を害する傾向があるので、名前が好きではない。おまけに、バーニー「社会主義」ブランドは、右翼「中道派」大企業支持派のお仲間とほぼ同じ敵国リストを持っている。リビア、シリア、今はベネズエラ「独裁」社会主義国だ。

 「サンダース派の社会主義者は、世界中の大半の人々が帝国主義と呼ぶグローバル資本主義体制の軍事、政治、経済構造に対して、筋の通った反対をしていない。」

 大昔に、自国支配階級や彼らの植民地略奪と和解し、今のアメリカ戦争機構の世界支配を受け入れている西ヨーロッパ白人の志を同じくする社会民主党員を除いて、サンダース社会主義は団結が欠如している。V.I.レーニンは、1917年の著書『資本主義の最高の段階としての帝国主義』で。「現代のいわゆるドイツ「社会民主党」は、口先は社会主義だが、行動は帝国主義者で、「社会帝国主義者」と呼ぶのが正しいと簡潔に述べている。

 サンダースやアレクサンドリア・オカシオ・コルテスのような、今のアメリカ用語でいう「社会帝国主義者」は、平和に関しては弱い。大企業政党民主党の他の連中より、ほんの少し好戦的でないだけだ。トランプ大統領の進行中のクーデター、残忍な経済封鎖、経済資産での何十億もの驚異的な盗みや武力介入の恫喝を含め、あからさまな対ベネズエラ戦争の行為に直面して、サンダースやオカシオ・コルテスは侵略の論拠を受け入れながら、軍事行動には、ささいな文句しか言わない。いずれも、帝国司令部がある国での礼儀正しい会話から排除された話題である国際法について語るべき言葉を持っていないのだ。

 「サンダースやアレクサンドリア・オカシオ・コルテスのような「社会帝国主義者」は平和に関しては弱い。」

 ベネズエラの話となると、バーニーは帝国主義者のように嘘をつくが、弟子のオカシオ・コルテスもそうだ。ベネズエラは国際監視下での自由な公正な選挙ということでは、半球の、もしかすると世界チャンピオンだ。「実際、我々が監視した92の選挙に関して、ベネズエラの選挙過程が世界最良だと私は言いいたい」といかなる社会主義者でもないジミー・カーター前大統領が言った。2016年の大統領選挙運動中に、バーニー・サンダースがこの民主的、社会主義プロセスを開始した男、故ウゴ・チャベスを中傷した。「昨日、ヒラリー・クリントンの最も著名なスーパー PACの一つが、かなり意地悪く我々の選挙運動を攻撃した」とサンダースは寄付金を募る手紙で書いた。「彼らは私が中東のテロ組織に好意的であることを示唆し、私を故人の共産主義独裁者に関連づけようとしさえした」これ何度も選挙違反なしで再選されたチャベスを示唆していた。今週のCNNタウン・ホール番組で、サンダースは、ベネズエラの社会主義政府に対し、規模の小さなウソをついた。「私はベネズエラの最近の選挙は、国際監督の下で、自由な公正な選挙ではなかったという証拠はかなり明らかだと思う」と事実の裏付け無しに、クーデタ画策者連中の説をオウム返しにしたのだ。

 「バーニー・サンダースはウゴ・チャベスを中傷した。」

 こうしてカラカス政府を非合法化し、企てられたクーデターやあり得る侵略の理論的根拠を支持しながら、サンダースは和平調停者のふりをしている。

 「皆様ご承知の通り、アメリカはチリや、ブラジルや、グアテマラや、世界中の他の国々で、民主的に選出された政府を打倒してきた。だから人権と民主主義を強く信じる者として、我々はできる限り全てのことをしなければならない。だが強力な国がしゃしゃり出て、ある国の政権が誰であるべきかを語ると思いがけない結果になり得ると思う。専制政権がサウジアラビアなのかどうか、あるいはベネズエラかどうかにかかわらず、民主的な環境を作るために我々はできる限り全てのことをしなければならないと私は思う。だが私は、そうした国々へのアメリカ軍事介入が正当だとは思わない。」

 ドナルド・トランプの一般教書演説の夜、オカシオ・コルテスは紛争は「独裁政権対民主主義の問題だ」と決めつけ、ベネズエラをこきおろし、成功すれば、彼らの恫喝を実行するだろうクーデター企画者にベネズエラ社会主義を「根絶する」よう奨励している。

 民主党大統領候補では、自身を社会主義者とは言わないハワイの反戦下院議員トゥルシー・ギャバードだけが介入に断固反対だ。ギャバードはツイッターで書いた。「アメリカはベネズエラに関与してはいけない。ベネズエラ国民に、その未来を決定させよう。我々は他国が我々の指導者を選ぶことを望まないのだから、彼らの指導者を選ぼうとすることをやめなければならない。」

 「介入に断固反対しているのは自身を社会主義者と言わないトゥルシー・ギャバードだけだ。」

 他の民主党候補者連中は戦争挑発帝国主義者の豚だ。

 カメイラ・ハリス上院議員は

 「ベネズエラで起きているのは危機だ。マドゥロ独裁政権から逃れた人々は安全と保護に値する。大統領として、私なら即座にベネズエラ人に一時保護資格TPSを与えるだろう。それがするべき正しいことだ。アメリカはこの半球で道徳的指導力を示さなければならない。」

 カーステン・ギリブランドはクーデター全面支持だ。このニューヨーク上院議員の報道官がハフィントンポストにこう述べた。ギリブランドは「ベネズエラが新しい選挙を実施できるまで、ベネズエラ憲法の下で合法的に選ばれたフアン・グアイドを暫定大統領として認める同盟国との協力を支持しており、経済封鎖がこれを実現するために適切な方法だと考えているが、ベネズエラへの軍隊派遣は支持していない」。

 エリザベス・ウォーレンは帝国の宣伝をおうむ返しにした。「ベネズエラ国民は自由で公正な選挙、機能する経済と、自国政府からの暴力の恐れなしで生活するに値する」とマサチューセッツ上院議員は述べた。

 テキサス州のホアキン・カストロ下院議員(民主党)は既に昨年、公式に述べていた。「ニコラス・マドゥロがベネズエラ民主主義を傷つけ、地域の経済と人道的大惨事を引き起こすのを我々は目にした。」

 ニュージャージー州のコーリー・ブッカー上院議員は、より控えめな戦争屋だ。「マドゥロは、様々なレベルで気掛かりだ。」

 「エリザベス・ウォーレンは帝国プロパガンダをおうむ返しにした。」

 一方、唯一のワシントによるベネズエラ扼殺同盟、白人エリートに率いられる中南米とヨーロッパの14カ国リマ・グループはベネズエラに対する軍事行動を排除した。アフリカとカリブ海(バハマ以外)や他の大多数の国はアメリカの違法な行動と恫喝に反対だ。

 とうとう、38人のアメリカ下院議員が、議会の承認なしの対ベネズエラ軍事行動を禁止するH.R1004の共同提案者として署名した。共同提案者の中には、バーニー・サンダース同様、ベネズエラに対する20年にわたる超党派の不安定化作戦は喜んで承認するが、究極の帝国論理、実際のアメリカ侵略には、しり込みする「社会主義者」アレクサンドリア・オカシオ・コルテスがいる。これが、世界中の支配者や連中のマスコミが支持しない、いかなる社会勢力とも本当の団結ができないいんちきで支離滅裂な左翼の中で、「進歩派」「社会主義者」で通っているのだ。社会主義者でありながら、同時に帝国主義者ではあり得ないという社会主義の基本を、彼らは学ばなかったのだ。

 BAR編集長グレン・フォードはGlen.Ford@BlackAgendaReport.comで連絡できる。

記事原文のurl:http://www.informationclearinghouse.info/51177.htm

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 「火傷がいやなら、バーニーを支持するな」というRT記事が、バーニー・サンダースたちのひどさを書いている。一部を引用させていただこう。

 2015年、イギリスで労働党党首として最初に選ばれた時、本当に異なるものを約束したジェレミー・コービンが、どのように同調させられたか見てみよう。コービンの主な問題は、議員連中が、圧倒的に、いかなる本当の変化にも反対だった党の党首を引き継いだことだった。だがコービンは、彼らに逆らって行動するのではなく、妥協することに決め、彼の党は世論調査で30パーセントまで下がっている。 「少数ではなく、多くのために」イギリスを変えようとした昔の反戦急進論者は今や見る影もないようだ。

 もし投票が何かを変えるようなら、連中は投票を廃止していたはずなのだ。いいかげんな説に聞こえるかもしれないが、体制がどのように機能するかをよく見れば、そこにはかなりの真実があるのがわかるだろう。

 国会中継を見ていると、与党は平然と真っ赤なウソをついている。投票でかならず多数派をれる仕組みがあると安心しているかのよう。それとも、多数の有権者が喜んでだまされているのだろうか。あるいは両方か。ともあれ、田代氏インタビューを拝聴予定。

日刊IWJガイド「中国のデジタル産業が国際経済を根底から変える!日本が生き残る道とは!?~本日午後2時半から岩上安身による中国通エコノミスト田代秀敏氏インタビューを冒頭フルオープンで生中継」 2019.3.5日号~No.2364号~(2019.3.5 8時00分)