1867年 日本、艦船の購入

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第一丁卯 (原名ベンダー) 1867年英国製、1868年1月グラバーより長州藩が購入

1862年7月に、幕府は海防力強化の一環として、諸藩に外国艦船の購入を許可すると、幕府や各藩は競うように艦船を購入しようとしたので、日本は外国艦船のかっこうの販売市場となりました。


1860~1867年の8年間に、106隻の艦船が輸入され、そのうち80%にあたる84隻が長崎で輸入されています。

長崎の艦船輸入のピークは、1866~1867年ですが、これはアメリカの南北戦争 (1861-1865)が終わり、多くの軍艦が商船に改造され、上海に出回ったためであります。

それ以降、輸入は減少しますが、それは諸藩の財政が厳しくなったことや、1868年の兵庫(神戸)の開港と共に、長崎港の貿易に関する地位が低下したためです。

幕末・維新期の艦船輸入

年   長崎  神奈川  箱館  江戸  兵庫・大阪
1860    1     1    0    0
1861    1     1    1    0
1862    4     5    0    0
1863    7     7    1    0
1864    12     1    1    0
1865    12     1    1    0
1866    22     2    0    0
1867    25     1    0    0
1868    13     2    0    1      8
1869     7     0    0    0      8
1870     8     0    0    0      9

合計   112     21    3    1      25

*兵庫・大阪開港は1868年

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