1835年 フェルディナント皇帝鉄道の建設

ロスチャイルド家が国際金融の覇権を握ったこの頃のヨーロッパでは、啓蒙思想(=フリーメーソン思想)、科学技術思想が盛んで、イギリスでは産業革命が起こった時期にあたります。

イギリスに始まった産業革命は、フランスやドイツにも波及し、ヨーロッパの科学技術は著しく発展し、それが後の帝国主義を生み出すことになります。

ジェームズ・ワットが1781年に蒸気機関を完成させ、産業革命が始まったイギリスでは、続いて大量輸送のための蒸気機関車が1814年ジョージ・スティーブンソンによって考案され、産業革命と市マンチェスター~港湾都市リバプール間で始めての鉄道が走りました。

当時、金融関係の仕事しかしていなかったロスチャイルド一族ですが、イギリスでの鉄道成功を見て、兄弟を集め、それぞれの国で、いち早く鉄道建設の利権を確保して融資にふみきるよう勧め、これにオーストリアのサロモンがとびつき、その正確ながらにじっくりと調査し、着実に計画を進めて、1835年帝国政府から鉄道事業免許を取り付けます。

こうして、ヨーロッパ最初の鉄道は、ウィーンと北部のボヘミア間、およそ96キロメートルの長さで着工されますが、その名もハプスブルグ家に敬意を表し、フェルディナント皇帝鉄道。

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