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1665年~ 「成りすまし・内部乗っ取り」の系譜

シャンティ・フーラさんからの情報です。


ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝1 ― 「成りすまし・内部乗っ取り」の系譜

 今回は少し脱線です。

ベンジャミン・フルフォード氏はこのところ「ハザールマフィア」の呼称で統一していますが、ある時期まではその「ハザールマフィア」を、一般ユダヤ人と区別するため「サバタイ派」「 サバタイ・マフィア」と呼称していました。
「サバタイ(シャブタイ)派」とは「サバタイ・フランキスト」の意味です。サバタイとフランクの名が冠されているのです。日本ではほとんど知られていないこのサバタイとフランクとは?
初回に記したように、ユダヤ問題の本質は「成りすまし」にあると見ています。ユダヤ民族の歴史自体が「成りすまし」から始まっているからです。そして近・現代における「成りすまし」そして内部からの「乗っ取り」の本家といえるのがサバタイ・ツヴィとヤコブ・フランクです。
今回は話の筋から本編に掲載できなかったユダヤ問題の超重要人物と見なすべきこの二人とその影響などを外伝として見ていきます。

(seiryuu)
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝1 ― 「成りすまし・内部乗っ取り」の系譜

「背信のメシア」サバタイ・ツヴィ(1626-76)

もともと歴史的に祖国を失ったユダヤ教徒は自分たちユダヤ民族を導き解放する「メシア」を、その到来を待望してきました。メシアには「祭司のメシア」「王のメシア」があり、更にその上の存在の「預言者」によって構成されることになります。(ナザレのイエス、イエス・キリストは自らをメシアであると自認していました。ただしユダヤ教徒はそうとは認めなかったのです。このあたりの詳しく深いことは、映像配信・宗教学講座「新約聖書」(155回157回あたり)をご視聴ください。

迫害続く中世のユダヤ人社会ではメシアの到来を待望し「カバラ思想」が多く研究され隆盛となっていました。「メシア運動」と「カバラ」は密接で切り離せないとのこと。そして「カバラによれば、天国に秘め置かれている“メシア(救世主)の魂”が地上に“人の子”として現れ、全ユダヤ人を救済するのは、地上の悪が絶頂に達したとき」(「ヘブライの館2」)とされ、ユダヤ人逹は「その時」が近いと感じていたのです。

16世紀には欧州が「終末思想」に覆われました。そしてカバラ思想がユダヤ社会の支配的思想になっていた17世紀、トルコにサバタイ・ツヴィ(1626-76) 」が誕生します。日付は奇しくもソロモン神殿崩壊の日にちでした。重度の躁鬱病者であったサバタイは、神秘体験を通し自分がメシアであることを自覚します。(ただしユダヤ社会は認めず奇人扱い)。

一方、早熟の天才で神秘的な資質も備えたカバラ学者ナタンはユダヤ社会の厚い信頼を得ていました。

ある日ナタンは「神秘体験によって、ガザにメシアが現れるという神の啓示を受けたと確信・・・啓示に従って、ガザでサバタイ・ツヴィと出会ったナタンは、彼こそ預言されていたメシアだと、ただちに直感した。と同時に、自分はメシアの到来を告げる“先駆けの預言者”エリアの再来だと確信した。」(「ヘブライの館2」)。

運命的出会いの1665年に「預言者」ナタンはサバタイを「メシアだ」と宣言。疑問視しいぶかる正統ユダヤ教徒逹を尻目に多数のユダヤ人の信頼を得たサバタイは「ユダヤの王」として振舞います。彼をメシアと信奉する信徒は、トルコ国内だけで何十万人にも達したようです。ユダヤ史上空前のメシア運動の展開です。しかしこの熱狂トルコ政府は危険視し、メシア運動は大きな転機を迎えます。

サバタイはトルコ君主の前で「死か?イスラムへ棄教改宗か?」の選択を厳しく迫られたのです。サバタイはあっさりと「棄教改宗」を選びます。信者への決定的“裏切り行為”です。しかしこの裏切りは“崇高行為”に化かされます。逆にサバタイは更に神秘的メシアへと昇格、多くの熱狂的な信者を獲得し、ユダヤ人の間に大ムーブメントを起こします。

ナタンはサバタイの裏切りを「強大な悪魔を撃ち倒すために、メシアが犠牲となって悪魔の懐深くに飛びこんだのだ。」としたのです。このアイディアは、ユダヤ教から屈辱的に改宗した者(マラーノ)たちに希望と言い訳を与えてくれるものでもあったのです。サバタイは、敵対する勢力に、味方だと「成りすまし」侵入し、内部から腐らせて崩壊にいたらせ「乗っ取る」戦法 を説いたわけです。

このサバタイの運動は、結果「表向きの改宗者を数多くつくりだした。ある者はイスラムに改宗し、またある者はカトリックに改宗していった。」のでもあります。

 

(続きはこちらから)

「サタニスト・メシア」ヤコブ・フランク(1726-91)

「成りすまし、内部乗っ取り」のサバタイ主義は正統ユダヤ教徒からは眉をひそめる存在でもありました。サバタイは伝統的ユダヤ律法の破壊行為をしばしば行ったからです。特にサバタイ自身が幼少期にひどい性的暴力を受けた影響でか性的倒錯があったようです。これは本来のユダヤ教には受け入れられないものです。

ヤコブ・フランク [Public Domain]

この成りすましと律法無視のサバタイ主義を受け継ぎ、更に破滅的攻撃性を附加した人物います。ヤコブ・フランク(1726-1791)です。ヤコブ・フランクは当時ポーランド領、現在のウクライナ、(つまり旧ハザール領でハザール改宗ユダヤ人たちがポーランド領内に「国家内国家」を形成していたところに誕生します。

しかし、より正確には、彼の誕生地はガリチア地域だったようで、旧ハザール領内ではなくハザールの隣接地域でした。

「ヘブライの館2」のガリチア情報を読むと東ガリチアの町ドロゴビッチは東欧では黒海沿岸都市オデッサに並ぶ(ハザール)ユダヤの中心地であったようで、ガリチア地域が非常に重要な場所であったことがわかります。

サバタイ派と合流したフランキストたち悪魔主義「サバタイ・フランキスト」のもともとの本拠地がここだったようです。ここから「サバタイ・フランキスト」の活動が旧ハザール領を始め、欧州、米国、イスラエルと世界各地に広がったと見てとれるでしょう。

さて、そのヤコブ・フランクについては少なくて同じような情報となっています。日本では研究されていないようです。情報から彼について先ず特筆すべきは、「サバタイ主義の父を持ち、自らがサバタイの生まれ変わりであり、メシアであると主張したのがヤコブ・フランク。彼は有力者を取り込むため自分の美しい妻を差し出し共有物とした。彼と彼の信奉者(フランキスト)では性的堕落(特に妻を交換する乱交、近親相姦)は、家族と社会機構を破壊する手段として奨励された。」です。

これは元々のユダヤ教とは真逆の指向性であり悪魔儀式そのものです。当然、彼と彼の信奉者(フランキスト)は正統派ユダヤ教のラビから破門されます。彼らは「ユダヤ教」を自称するのですが「偽ユダヤ」に他なりません。

ヤコブ・フランクが提唱し社会運動を起こしたメシア運動「フランキズム」とは、「この世の悪や不幸を人為的に頂点にまで満たして、この世を破壊し尽し、世界王(メシア)を到来させる」との思想だったようです。フランキストにとってはこの世界の全て、倫理道徳、宗教、家族、政府等々全てが憎悪と破壊の対象です。破壊すべき対象にはキリスト教やイスラム教もありますがそれ以上の憎悪の対象が「正統ユダヤ教」なのです。ヤコブ・フランクのメシア運動がアナーキズム、シオニズム、革命共産主義、ワンワールド、ニューワールドオーダー等へと形を変えて繋がっていくのです。

悪魔教の彼らフランキストが非常に厄介なのはそのステルス隠密性にあります。ヤコブ・フランク一派はサバタイに習いキリスト教に改宗しています。無論偽装改宗で「成りすまし、腐敗、乗っ取り」が目的のはずです。

彼らは普段は自分の正体をおくびにも出さず“誠実敬虔な”「ユダヤ教徒」「キリスト教徒」「イスラム教徒」また常識人として振る舞います。そうやっていて内部から徐々に浸食、もしくは突然凶暴な牙をだす「見えないところから攻撃」を常とします。人心を荒廃させ争いを絶やさせないことが彼らには善なる行為となるのです。フランキストは政治・経済・軍事・宗教・メディア・教育等どこにでも入り込み隠密裏に支配するのです。

サバタイ・フランキストの支援者ロスチャイルド家

正統派ユダヤ教のラビから破門されたにも関わらず、現在フランキストたちは「改革派ユダヤ教」と名称を変え、ユダヤ教の中で一大勢力となっています。「改革派」としてフランキストを売り出して支援を行ってきたのがロスチャイルド家のようです。

もちろんフランキストはユダヤ教だけで無くどこにでも入り込んでいるのですが、彼らは初代当主マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(1744- 1812)からの付き合いのようです。ロスチャイルド初代当主は金細工師として東欧、ポーランドからロシアへとも出向いておりその頃からヤコブ・フランクとの親交があった模様です。初代当主はヤコブ・フランクが一時経済難でドイツに滞在していたとき金銭援助をしていたとの情報があります。また、ある組織設立に共同出資したとの話もありますが・・・。

米国出向のロスチャイルド家の代理人マネージャーであるジェイコブ・シフもちろん改革派ユダヤ教徒でフランキストとされます。ジェイコブ・シフはモルガン家、ビルド家、ドレクセル家という当時の三大有力者と提携し、ウォール街の銀行連合を形成したFRB設立の陰の立役者です。またADL設立もシフの仕事によります。更に「ジョン・D・ロックフェラーのスタンダード・オイル社、エドワード・R・ハリマンの鉄道、アンドリュー・カーネギーの鉄鋼帝国に融資、巨大財閥に育成しています。」それだけではありません。ロシアのユダヤ革命のトロッキーら首謀者に巨大融資を行い「ロシア乗っ取り」も成功させています。そのジェイコブ・シフがフランキストなのです。

シフの援助や低利融資を受けた人間や組織がフランキストと無関係と考えるならばよほど思考力や想像力を欠いていると言わねばならないでしょう。見分けは困難ですが彼らがフランキストかどうかは、証拠を云々よりも彼らの行為を冷静につぶさに観察すれば答えはおのずと出ているように感じます。

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